2018年04月28日
安心できない安谷川
GW初戦。
安谷川行ってきた。
「あんやがわ」と読みます。
秩父荒川の支流。
浦山川のひとつ向こうになります。
実はこの渓、知る人ぞ知る難所なのです。
大洞川、滝川など奥秩父には険しい渓谷がありますが
その手前で十分険しい渓があるのです。
ブログ始める前だから5~6年前か。
行ったことあります。
影森駅の近くだから
秩父市街からすぐの場所なのだが。
急勾配の道を車で進むと
あっという間に狭い林道に入り
車止めから30分ほど歩いて入渓するのだが。
前回は入渓して早々に先行者にあたり
泣く泣く退渓してきたのです。。
今日は少なくとも前回よりは早い時間に到着。
・・・でも車止めの手前に1台、車止めに1台、の計2台の先行者がおりました。。
多少先行者がいても餌釣りだろうから
ルアーで追いかけるぶんには勝負になるなぁ
なんて思ってましたが。
2人はキツイな。
なんて思って車止めのスペースで転回して林道との合流点まで退避してきた。
ここはスペースが広く、車数台停められる。
でも、焚火の跡!
登山者か釣り人か。。
片づけない、というマナーの悪さからすると釣り人だろうなー。
テント張るスペースもあるからねー。
ここで一泊して夜明前に入渓したのだろう。
痕跡見ると昨日今日のものではないので
放流直後のやつだろなー。
このまま安谷川をやるか
別の支流に切り替えるか
思案していたら、車が1台通過!
さっき車止めで止まってた車!
どういう理由かわかりませんが
ここはパスしたってことです。
そうすると先行者は一人。
・・・これは勝負になるのでは?
林道合流点に車停めて徒歩で入渓点を目指すことにしました。
でも、前回の入渓点を目指すと1時間近く林道を歩く必要がるので
途中で入れるとこ入る作戦。
こんな林道とテクテクと行きます。
そんな呑気なこと言ってないでそのへんから入ればいいじゃん、
って思うでしょ?
この辺では水の音は聞こえません。
立ち止まって耳を澄ますと
かすかに水の音が聞こえる感じ。
おそらく溪から100m以上高いところの林道歩いてます。
林道が下って
なおかつ傾斜のゆるいところ。
入退渓点は限られているのです。
今日は天気が良くてねー。
このへんでまったりして
半日過ごしていいぐらいでしたが。
がんばって歩きました。
県立自然公園になってます。
林道を1時間弱行けば
旧ゲート跡があって
その辺は溪に近く
傾斜も緩やかなので、そこが入渓点になります。
ただ、今回は先行者がそこから入っているこては間違いないので
手前の入れるとこから入る作戦。
意味ありげな赤テープがあったのでのぞき込むと
まっ、いけないことはない感じ。
安谷川は漁協の放流表に載ってるので
放流されているはず。
漁協の人が下れるようなとこがあると睨んでいたのだが。
ここじゃないかな。
意を決してここから下る。
そう、ラバーソールがついているじゃないか。
自分を奮い立たせて下って行った。
途中、丸太の間を行くような難所もあったが
ラバーソールは楽!
何とか溪まで降りたときには滝のような汗。。
今来たところを見上げると
こんな感じです。
渓相は完全な山岳渓流で
ところどころに落ち込み、淵があるのでそこがポイントになります。
ここまで無双状態だったラバーソールも
こういうナメ岩盤ではすべります。。
ちょっと考えものだな。
フェルトソールならガンガン川通しで遡行してましたが
なるべく水に入りたくないので
こんなとこを泥だらけになりながらヘツッた。
で、雰囲気十分のこんな場所まで遡行してきて
1投目でヤマメ!
良かったー!
小さいけど。
こんな苦労してボウズじゃ浮かばれないぜ。
2投目でも食ってきて今季初イワナっ!
なんと3投目でも食ってきたが足元でバレた。。
この大場所でチェイスあったがのせられず。。
こんなガレ場を苦労して進むのです。
釣果も上がってるので退渓をにらみながらの遡行。
パーっと開けた場所が出てきて赤テープ発見。
ここで一服して退渓することに。
ちょっと早い気がするが
この次、どこで退渓できるか分からないので
安全重視で退渓。
登り始めは緩やかだったが
中腹付近からは勾配が急で
杣道はあったのでジグザグに登る。
結構な時間かけてなんとか退渓。
見下ろすとこんな感じ。
登ってみて分かったのだが
旧車止めがなかったので、前回の入渓点よりも手前だった。
先に行ってみたかったが
先行者がいるのと
ラバーソールでは不安なので
納竿として車まで戻りました。
30~40分歩いたか。
なんとか車までたどり着いて帰り支度。
林道から絶景だったので記念にパシャリ。
帰りは渋滞の下り車線を尻目に関越道をかっ飛ばし
お昼前にはサイスポについてサウナ+マッサージ。
気持ち良すぎてイビキをかいて寝てしましました。恥ずかしー。
GW初戦としてはそれなりの手応えでした。
Posted by 涼渓 at 19:44│Comments(0)
│埼玉県